【実は知らない】お風呂の健康効果
お風呂に入ると体にいいんだよ。と親に言われたことはあるものの、
「なんでお風呂に入ると健康にいいんだろう?」
と考えたことはありませんか?
今回はお風呂の健康効果についてまとめてきたいと思います!
誰もが耳にしたことがあるお風呂の健康効果
世間一般的に言われているお風呂の健康効果は、
「血流促進」「ダイエット効果」「快眠効果」「リラックス効果」
の四つだと思います。
でも実は、「誤っている情報」もあるんです。
それに加えて、お風呂の健康効果はこの四つだけではありません。
今からそれらとメカニズムを紹介していきます。
血流促進
体を温めることで、血流が上昇します。
これは大体の人はわかるかもしれませんが、
血流が上昇することによってどういう効果があるの?
と言われたら、答えられる人は一気に減少するのではないでしょうか。
実は、血流が上昇することによって、血液と血管の摩擦により、血管の中から一酸化炭素が分泌されます。
その一酸化炭素が分泌されたことにより、血管が拡張し、血圧が低下します。
むくみ解消効果
これは、お風呂の中に浸かって、水圧によって身体を引き締まらせることにより、
むくみを改善するという効果です。
よく女性の友人から「むくみが………」と相談されるので、女性の方には嬉しい情報かもしれません。
体の中の汚れを排出する効果
温かいお風呂に入ることによって、皮膚の毛穴が開き、皮膚の汚れや皮脂を排出するという効果があります。
これによって皮膚の健康を保つことができ、毎日お風呂に入っている人は肌年齢が若いという研究も見出されております。
筋肉や関節の疲労回復
これは「浮力」の作用によるものです。人は重力の中で生活していますよね。
ですが、水の中では人にかかる重力が10分の1になります。
この浮力効果により、いつも筋肉や関節にかかる負担が軽減され、リラックスすることができるという効果が得られます。
以上の効果が、お風呂に浸かることで得られるいい影響だということがわかりました。
と、ここで「え?」と思った人、いるんじゃないでしょうか。
お風呂に入ることでダイエット効果は見られない?
あっついお湯につかっていっぱい汗をかいて痩せてやるぞー! とお風呂に入っている方、
実は、ダイエットの効果が得られないって知ってました?
まあ確かに汗をかくので、少しは効果があるかもしれませんが、ダイエット効果がみられないといわれているメカニズムを紹介します。
ダイエットに効果があるといわれているのは、運動で脂肪を燃焼することで体温が上がり、汗をかいて結果として痩せるというものになります。
しかし、お風呂の場合、お湯から熱を受け取って汗をかいているため、脂肪を燃焼させているわけではありません。
このメカニズムから、お風呂に入ることでダイエット効果が得られないといわれているのだと思います。
長風呂の注意事項
これも世間一般で言われていますが、いっぱいお風呂に入れば健康にいいんだという言葉。
実はこれ、デマです。
ではなんで長風呂が健康に悪いかって、ご紹介いたします。
脱水症状や血圧低下による貧血
お風呂が血圧を低下させるのは、先ほどお風呂の健康効果でお話しした通りです。
ただ、血圧を低下させすぎるのも健康に良くないということはご存じだと思います。
だから風呂から上がるときに「立ち眩み」でふらふらするのもこれが原因だということがわかります。
42度以上の熱いお湯に長時間使っているとどうなるかわかりますか?
沢山汗をかきますよね。そうすることで体内の水分が枯渇し、脱水症状を起こす可能性があります。
肌荒れ
そもそも熱いお湯というのは肌にとって刺激が強いです。また、お湯に長く浸かることによって、肌の角質層のセラミドという成分が抜け出てしまい、保湿が失われます。
だから長時間お湯につかると肌荒れに繋がるということですね。
総括
いま、お風呂でお湯につかりながらYouTubeを見てるという人が多いと思います。
長風呂の注意事項は上記に挙げた通りですが、お湯につかるのが適切な時間は
「10分から15分」と言われています。
ですので、なるべくこの時間内でお湯につかるようにすれば、一番健康効果が見込めます。
ちなみにお湯につかりながらiphoneを見続けていると、自律神経の故障にもつながるので気を付けてください。
それではお読みいただきありがとうございました。